カッテージチーズ

チーズの中でも乳脂肪分が低くダイエット中の料理や良質のたんぱく質の補給に使われることの多いチーズです。一般的にカロリーが高くなりがちのチーズ料理やチーズケーキなどのお菓子でも、カッテージチーズを使うと非常にカロリーを低く抑えることが出来ます。しかし、カッテージチーズを使うとチーズケーキの食感がいまいち…とか、コクや風味が足りないと思う人も多いかもしれませんね。手作りカッテージチーズはカッテージチーズの特徴を生かして、調理の際の工夫や自分で好みの食感を出すことが出来ます。


カッテージチーズってこんなチーズ

カッテージチーズは脂肪分の少ないチーズで、特にカロリーコントロールをしたい人などからヘルシー食材として注目を集めています。

カッテージチーズの歴史

カッテージチーズは一般的に乳脂肪分を取った後の脱脂乳や脱脂粉乳を利用して作られていますが、脂肪分の少ない時期や地域のミルクを使って作るフレッシュチーズは、脱脂乳や脱脂粉乳で作ったカッテージチーズと同じものと考えられています。ミルクを凝固させて水分を抜いただけのものなので、チーズつくりの工程の初めの部分で簡単に作られたチーズといった感じです。チーズが作られ始めた初めの頃はカッテージチーズのようなものが多かったかもしれません。カッテージチーズとして作られるようになったのは、オランダといわれていますが、イギリスの農家などでも作られていたという説があります。カッテージチーズがブームになったのはアメリカで、脂肪分の少ない良質なたんぱく質として人気のチーズになりました。現在では、ダイエットとしてだけでなくカッテージチーズを取り入れた食事やデザートなどが生活習慣病などを改善する目的で利用されています。

カッテージチーズの特徴

カッテージチーズはフレッシュチーズの一つで、プレスや熱処理で水分を抜くことはありません。固めて水分を簡単に抜いただけのチーズで水分を多く含んでいますが、含まれる乳脂肪は平均0.3%とほとんど含まれていないので、そのままだとぱさぱさとした食感に感じることの多いかもしれません。そのぱさついた食感から「フレークチーズ」「ポップコーンチーズ」などという呼び方をされることもあります。チーズ独特の臭みやクセがほとんどないあっさりとした味なので、健康的な食事作りのためにチーズを食事に取り入れたいと思っている、チーズが苦手な人でも無理なく使うことが出来るのが嬉しいですね。カッテージチーズと同じように乳脂肪分が少なくあっさりとした味や基地当たりが似ているパニールと言うチーズがあります。「インド式カッテーチーズ」とも言われている独特のチーズもあります。作り方に特徴があり、子牛の第四胃から取れる酵素で作ったレンネットの代わりにレモンなどの柑橘系の果物の絞り汁の酸を利用してミルクを凝固させます。出来上がったチーズはカッテージチーズに大変良く似たさっぱりとしたチーズになります。自分で手作りカッテージチーズを作る場合には、パニールと同じようにレモンやお酢を使って作る方法が多く使われます。インドではサラダに使ったり料理使い、たんぱく質を効率よく摂取するための一般的な食べ物として親しまれています。

スキムミルクで手作りカッテージチーズの作り方

カッテージチーズは自分で簡単に作ることが出来ます。市販のものもありますが、作り方の手順に慣れてくると使う用途に合わせて自分の好みの軟らかさや濃度にすることができてとても便利ですので是非活用してください。カッテージチーズは離乳食にも使えますので色々な使い方で上手に利用してみてください。

材料

スキムミルク 大さじ10杯

お湯 500ml

レモン汁 50〜60cc

作り方

  1. 下準備の際、お湯は熱くすると凝固させるときに一気に固まってしまいますので、30度以下の温度にしておきましょう。レモンは絞って絞り汁を一度茶漉しなどで濾して果肉や種を取り除いておきます。レモン以外でお酢を同じ分量使っても手軽に出来ます。風味が若干変わってきますので、お好みのほうを使ってください。
  2. 鍋にスキムミルクを入れ、お湯を少しずつ加えて練り合わせるように伸ばしていきます。粉が全部溶けきったら弱火で温めていきます。32〜36度(人肌程度の温かさ)になったら混ぜながら少しずつレモン汁を加えます。
  3. もろもろしたものが出来てきますのでゆっくりと固まり具合を見ながら、ミルクが分離し始めたら、ボールにザルをセットしその上にフキンを敷いたところに鍋の中身を移します。
  4. フキンを上の部分でまとめて持ち、水分を自然に落とします。ある程度水分がおちたら、ボールに水をたっぷり入れて、その中にフキンごとカッテージチーズをいれて、水の中で軽く揉みます。水を2〜3回とりかえて水が濁らなくなったらフキンごと絞って水を切ります。この時、水分を多めに残しておくと軟らかい口当たりに、しっかり絞ると固めのカッタージチーズになりますので好みに合わせて絞ってくださいね。

簡単カッテージチーズケーキの作り方

手作りのカッテージチーズを作ったら作りたてのうちにチーズケーキを作るのがお勧めです。市販されているカッテージチーズは、原料となるミルクに脂肪分を抜いた脱脂乳や脱脂粉乳を使って作られます。市販のカッテージチーズを使う場合には、口当たりを良くするために、少量の生クリームや他のチーズを加えると滑らかになります。自分で作るときは牛乳の温度を上げすぎないように気をつけることで、軟らかい口当たりの良いカッテージチーズを作ることができますので、是非利用してみてくださいね。

材料

カッテージチーズ 250g

レモン汁 大さじ3

生クリーム 100g

牛乳 200cc

卵黄 1

ハチミツ 50g

コーンスターチ 大さじ1

ゼラチン 大さじ1

作り方

  1. 軟らかめのカッテージチーズをボールに入れヘラで練りながら、レモン汁を加えます。
  2. 別のボールで生クリームを7分立てにしておき、そこに練り合わせたカッテージチーズを少しずつ入れて丁寧に混ぜ合わせます。
  3. 別の容器に卵黄を溶きハチミツを加えてハチミツが馴染むまでよくかき混ぜます。混ざったらコーンスターチを加えてさらに混ぜます。
  4. 鍋に牛乳を入れぷつぷつしてくる程度に温めます。沸騰させないようにしましょう。ゼラチンを少量の水で軟らかくしておき、牛乳に加えます。ゼラチンがとけきったら火を止めて、卵黄の入ったボールに加えて混ぜ合わせます。
  5. 牛乳の入ったボールの中身をザルなどで濾しながら、カッテージチーズの入ったボールに加えます。2〜3回に分けて加えて滑らかになるように、生クリームがつぶれないように気をつけながら混ぜ合わせます。
  6. ケーキ型に流しいれ、冷蔵庫で冷やして固めて出来上がりです。

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